子供の英語力を鍛えるには、「聞く力」「読む力」「話す力」「書く力」、何から重点的に取り組めばいいのでしょうか?
生まれたばかりの赤ちゃんは、まだあまり視力が発達していませんので、聞くことしかできません。赤ちゃんは、いろいろな音を聞きながら、とくに自分に話しかけてくれる家族の声を聞きながら育っていきます。

不思議なことに、しばらくすると、話しかけられたことの意味がちゃんとわかるようになっていますよね。
赤ちゃんを相手に話しかけることは、だいたい決まっています。
たとえば、「おなかすいた?ミルクほしいのかな?」といって、ミルクをあげますよね。
そうすることで、赤ちゃんはその表現が食事に関係していることを知るわけです。

ここで、「おなかすいた?ミルクがほしいのかな?」という日本語の代わりに”Are you hungry? Do you want some milk?”などのように英語で話しかけるようにすると、同じように食事に関係する表現として、赤ちゃんにインプットされていきます。
このように「聞くこと」は乳児が最も早くからできることなので、最初はここに重点を置くと効果的であることは容易にご想像いただけると思います。
そして、できればネイティブでない日本人の親からの「英語での語りかけ」だけではなく、ネイティブの英語を聞かせることが大事になってきます。

しかし、なかなかそんな機会がなかったり、お金がかかったりしますよね。

代策としてDVDやCDで、英語の歌やお話なども聞かせるようにしてもいいでしょう。

「音」だけでは不十分

さて、視力が育ってくる3、4カ月ごろからは積極的に赤ちゃんに「目」を使わせて、「いま聞いていることが何を意味しているのか?」がわかるようにしてあげることも大切です。
よく「子どもは自然に耳から言葉を覚える」といいますが、本当にそうでしょうか?
たとえば、犬が歩いているのを見て、お父さんやお母さんが「ワンワンがいるね」と子どもに言ったとすると、子どもは犬を見るのと同時に「ワンワン」という言葉を聞いています。
子どもの中では、犬=「ワンワン」が成り立っているのです。
では、犬を見たことのない赤ちゃんが、音声教材で「ワンワンがいるね」と音が流れたとき、その内容を理解できるでしょうか?

子供に英語を教える際は、音だけでなく、視覚的にも教えてあげることが大事になってきます。